【JAPEX取扱い】GAERNE SG-12徹底レビュー|最高峰モトクロスブーツの魅力とサイズ選びのポイント

GAERNE最高峰モトクロスブーツ「SG-12」――紹介!

バイクの操作は、ハンドルだけでなく「リアブレーキ」「シフトペダル」「フットペグ」といった足元のコントロールが非常に重要。そのなかでも、モトクロスでは“ステップのコントロール”が走りを左右すると言っても過言ではありません。

今回ご紹介するのは、イタリア発・GAERNE(ガエルネ)のフラッグシップブーツ「SG-12」。株式会社JAPEXが取り扱うこのブーツは、プロライダーの声を取り入れて開発され、モトクロスやエンデューロシーンで多くのライダーに愛用されています。

SG-12の特長

1. DSPS(デュアル ステージ ピボット システム)

SG-12最大の特長が、このダブルピボットシステム。ブーツ後方のフレーム「RAZOR BACK(レーザーバック)」を一つ目のピボットで固定しつつ、前後左右の動きを確保。さらに二つ目のピボットがブーツ背面に差し込まれることでスムーズな動作と、ジャンプ時の衝撃吸収を両立しています。

2. シンプレート

しなやかな質感のシンプレートはフローティング構造を採用。ビス3本を外すだけで調整可能なので、オーナーの足やスネの太さに合わせて最適なフィット感を得られます。

3. ラバーガード

内側にはラバーガードを採用し、従来モデルの2倍もの接地面を確保。マシンとの一体感を高め、ヒートガードとしても機能してくれます。

4. メモリーセルインナー

インナーには形状記憶素材(メモリーセル)を使用し、足を入れた瞬間から自分の足形にフィット。ズレを防ぎ、長時間のライディングでも快適です。

5. ハイグレードインソール

インソールは高品質な素材を使い、足の正しい位置をサポート。かかと部分にはショック吸収素材を採用し、さらにフィット感を向上させています。

6. SG-12専用ソール

GAERNE伝統の耐久性を保ちつつ、コンパウンドを2種類使い分けることで高いグリップ力と衝撃吸収性を実現。モトクロスやエンデューロ走行で大きなアドバンテージをもたらします。

7. HAND MADE IN ITALY

イタリアの自社工場で、職人が一足一足手作業で仕上げています。長年培われたクラフトマンシップが詰まった逸品です。

スペック

  • 外装:本革(フルグレインレザー)+プラスチック
  • 内装:メモリーセルインナー
  • ソール:ガエルネフラットソール(修理交換可能)
  • 重量:1,950g(片足)
  • 足入れ全高:38.0cm
  • 生産国:イタリア

※JAPEXオンラインショップより引用

サイズ選びのポイント

ゾムゾムの足サイズ

  • スニーカー:28cm
  • SG-12ブーツ:EU43/US9/JPN27cm(実寸27cm)

僕の場合、レオタニモトのRev5ソックスを着用してピッタリ。

このブーツはインナーが柔らかいメモリーセルを採用しているので自分の足にフィットするようになっています。ですので、靴下は薄手のものを使うとよりフィット感良く感じることができます。

日本人と欧米人の足型は異なり、日本人は「甲高・幅広・踵が細い」とされるため、多くの海外ブランドのブーツだと靴擦れが起きることも。しかしGAERNEは日本人の足型を考慮して作られており、“履き心地”と“ホールド感”を両立しています。

使用感インプレッション

モトクロスやエンデューロブーツに求められる性能は、多岐にわたります。

  1. 足のプロテクション
  2. 足の動きやすさ(細かいステップワークのしやすさ)
  3. ステップのグリップ力
  4. ジャンプなどによる衝撃の吸収性
  5. 耐久性 …など

SG-12は高いプロテクションがありつつも、足元の操作性が良いですね。ブーツ内で足がズレず、モトクロスのステップ操作で前後左右の動作もスムーズです。新品から1日乗れば慣らしが完了する柔軟性があり、使い込んでもソールが減りにくく、捻挫など足首のケガが起こりにくいのも魅力。

サンデーライダーの方であればソール交換は1年以上しなくも十分に使用できます。

SG-12はインナーブーティーを使わず、形状記憶素材のインナー&クッション性の高いインソールを採用しているため、足を入れた瞬間から快適。そして、しなやかなブーツ構造のおかげで、ステップワークでトラクションを掛けやすく、しっかりとバイクに荷重を伝えられます。

高いプロテクションを持つSG-12ですが、他社ブーツと比べ足首が動かしづらいと思う方もいるかもしれません。

オフロードバイクを乗るうえでは必ずと言って「ジャンプ」がつきものです。このブーツの持った高い剛性感によりバイクで吸収しきれなかった衝撃をブーツで吸収してくれます。足首のけが予防にもなります。

履きこめば履きこむほど自分の足のように扱いやすくなるブーツなので自信を持ってオススメできる一品です。

リペア

ガエルネのブーツはリペアができるのがいいところ。

ソール交換はもちろん、バックルが壊れたり、外れたりした際も交換することができます。

僕も一度、バックルが外れたことがあって自分自身で交換しました。

リペアサービス👇

https://www.japexrepair.net

アクセサリーパーツ👇

カラーラインナップ(2025年現在)

  • アッシュホワイト
  • アッシュブラック
  • ソリッドレッド
  • ソリッドブルー
  • オレンジ/グレー/ホワイト

派手めなカラーから落ち着いた色まで展開されており、自分のバイクやウェアに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

2024年シーズンで僕はアッシュホワイトを選びました。

まとめ

モトクロス・エンデューロライディングでの足元は、走りの安定感・操作性・安全性に直結します。SG-12はGAERNEの最高峰モデルとして、そのすべての要素を高いレベルで実現しています。履き心地の良さや、日本人の足型にフィットする設計、職人によるイタリア製のこだわり品質が詰まった至極の一足です。

もしブーツ選びで悩んでいるなら、ぜひ「SG-12」を候補に入れてみてください。僕自身が「やっぱりこれが最高!」と感じて元サヤに戻ってきたモデルです(笑)一度試せば、その良さを実感できるはずですよ。

2025はどうしようかな

ガエルネから新作ブーツ出るんですよね!

更に進化したガエルネのブーツが楽しみです!

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