こんにちは!ゾムゾムです。
いよいよJNCC開幕戦「ノースショア・トマホーク」が開催されます。 僕にとって2025年の初めてのレースとなります。普段はモトクロスのライダーとして活動しているため、今回のレースは全日本モトクロスとは違い、主戦場ではありません。ですが、日本最大級のクロスカントリーレースの開幕戦ということで、気を引き締めてレースに臨みたいと思います。
初めてのJNCC参戦ということで、モトクロスライダーの僕がクロスカントリーレースに向けて、どのようなマシンを準備したのか、紹介していきます。
使用マシンのベースモデル

Kawasaki KX450
普段から練習車として使用しているKX450をレース用に調整して参戦!
参戦を決めた一手として、今大会はビーチで開催されるレースということで、モトクロス車両で問題ないと判断し参戦を決定。
しかし、エントリー後にコース内に丸太やタイヤセクションが設置されることを知り、ほぼモトクロス仕様の状態での参戦で不安で仕方ありません!(笑)
練習車とはいえ、レース用にしっかりメンテナンスを施し、消耗部品も交換済みなので、安心して全開で走りたいと思います!
JNCC開幕戦に向けたカスタムポイント
エンジン・駆動系
ECUセッティング
砂地なのでレスポンスの良いセッティングに調整。
リザーバータンク(自作)
もしものオーバーヒートに備え、リザーバータンクを装着。
砂地では高回転域を多用するため、冷却性能の確保が重要。
サスペンション
SHOWA A-kitベース
基本的にはモトクロス仕様ですが、フロントフォークの突き出し量をマイナス方向に調整。
これはビーチでの走行安定性を高めるための調整であり、ビッグタンクの装着に伴う重量バランスの変化にも対応しています。
リアサスもフロントに合わせてアジャストで前後バランス調整を実施。
ハンドリング・コントロール
「ZETAピボットレバー FPクラッチ」クラッチレバーを初採用。

転倒時のダメージを最小限に抑える可倒式構造。
レバーの形状が手にフィットし、クラッチ操作のしやすさが向上。
3フィンガー(短め)と4フィンガー(長め)の2種類から選択可能。
僕は、ハンドルを外側から握ることが多いため、4フィンガーを選択しました。
今年度から全日本モトクロスでも使っていきます!
タイヤ・ホイール

フロント:GEOMAX MX34(プロトタイプ)
リア:GEOMAX MX14(プロトタイプ)
砂地レースといえば「MX14」、このタイヤ以外は考えられません!
ヒルクライムや深い砂地でのグリップ力が抜群で、実績も十分。
ホイールサイズ
フロント21インチ、リア19インチのモトクロス標準仕様。
燃料系
燃料タンク:IMSビッグタンク(容量約11L)

純正タンク(約6L)
ビーチレースでは全開走行が多く、燃料消費が激しいため、給油回数を減らす目的でビッグタンクを採用。
給油時は時間短縮の為、クイックチャージャーを準備。
外装・プロテクションパーツ
「ZETA インパクトX3ハンドガード」

JNCCではレギュレーションでハンドガード装着が必須。
3段階のガード位置調整が可能で、自分の好みの位置にセット。
ガード面積、位置調整できるから好みの位置に合わせやすい合わせやすいのでいいですね!
カワサキ車に合う「黒」を選択。

ラジエーターカバー(自作)
長時間の砂地走行でのラジエター詰まり防止対策として、メッシュカバーを装着。
「ZETA ケースセイバー カバー付き」

今回、初採用
まだ使用したことがないですが、純正品よりも排泥性に優れている形状なので砂詰まりに効果ありそうですね

「ZETA プロ フロントディスクガード」
レースでは他車や障害物との接触リスクがあるため、ディスクを守るために装着。
モトクロスでは接触でブレーキが効かなくなることもあるので、クロスカントリーでも同様と考え、装着することにしました。
ビーチレース特有のセッティングポイント
僕にとってビーチレースは今回が2回目ですが、長時間の走行で路面が大きく変化することが予想されます。今大会は500台近く参加するのかな。半端なく荒れるでしょう・・・
- 体力を温存しながら直線で安定して走れるセッティングを意識。
- エアフィルターの砂詰まり対策としてダストカバーを検討しましたが、エンジン性能のことを考え、今回は未装着で給油時に交換する予定。
まとめ
以上が、JNCCに向けたモトクロス仕様から変更した今回のバイクの仕様になります。
無事に準備完了。
今回、力添えしてくださった皆様ありがとうございました
さあさあ、
土曜日に下見して、日曜日にレース。
全日本モトクロスとは違い、練習走行などありません。
1周がモトクロス5倍近くあるんかな?コース覚えるのも大変だけど、だいたい覚えたからいけるはず・・・(笑)
そもそもレース時間がおよそ2時間半。もうモトクロスライダーにとっては未知の世界。こんな長い時間ツーリングでしか走ったことありません(笑)
とんでもない、大きさの丸太とタイヤセクションがあると聞いていますが、それはその場で凌ぐことにしよう・・・
でるからには何であれ、全開で走ります!
会場に来られる方は防寒対策をしっかりしていらしてくださいね。
会場で見かけたらぜひ声かけてくださいね🌠
ゼッケン30番の応援よろしくお願いします!