テックサーフマフラー KX450 2024- 装着インプレ

こんにちは！ゾムゾムです。

2024年全日本モトクロスシーズンで使ったテックサーフの「Super Moto MX  KX450 2024-」
2024 KX450をさらに進化させ、全日本モトクロスで戦えるようにテックサーフのマフラーを装着しました。

本記事では、純正マフラーとの違いや実際の使用感について詳しく解説します。

純正マフラーの課題とカスタムの目的

2024 KX450は、中速から高速域での力強さが際立つバイクです。しかし、僕にとってアクセルを開け始める微回転域からパーシャル域にかけて、トルクの弱さを感じることがあり、この領域でのトルク不足は、特にコーナーの立ち上がりやジャンプ後の加速時に顕著でした。

この課題を解決するため、テックサーフさんとともにマフラーを開発しました。

低速・中速域のトルクアップとレスポンスの向上を目指し、実際にどのような変化があったのかをお伝えします。

テックサーフマフラーの特徴と良い部分

低速・中速トルクの強さ

テックサーフのマフラーは、アクセル操作に対する反応が非常に良く、低速域でのトルク不足をしっかりと補ってくれます。中速域では純正マフラーよりもさらに力強さが増し、コーナーの立ち上がりやジャンプの着地からの加速が大幅に向上しました。

アクセル開閉時のレスポンスの良さ

大きな負荷がかかる場面でも、パワーが負けることなく、速度の落ち込みや停滞がありません。

その結果、非常にスムーズで扱いやすい操作感が得られました。

軽量化による操作性の向上

マフラー自体がチタニウムでできており、純正と比較してもかなり軽量化されているため、車体の操作性が良くなっています。

特にバイクを倒す動作が軽快になり、ギャップで振られた際にも大きく振られにくくなります。また、硬い路面のコーナー立ち上がりではリアタイヤが急にスライドしにくくなり、より安定した挙動となっています。

外観

テックサーフのマフラーはほとんどがチタンで構成されています。

フランジとエキゾーストパイプのエンジン側の取り付け部は鉄製でエキゾーストパイプ本体と分割されていて、

スプリングフックで取り付け、

取り外しがしやすい構造となっています。

それからエキゾーストパイプからマフラーの取り付け部は純正エキゾーストと同じ構造になっており、

スリップオンマフラーとして使うこともできます。

エキゾーストパイプの曲部は手溶接によって細かく溶接されています。俗にいう「エビ菅」ですね。

テックサーフの溶接後は非常にきれいに仕上げてあります。このエキゾーストパイプに熱を入れた後は綺麗な虹色の焼き跡が付きます。

このようなエビ菅で仕上げるモトクロッサーのエキゾーストパイプは非常に珍しいですね。見た目がファクトリースペックで海外の方からも評判が良かったです。

カッコいい！！

実際のライディングインプレ

具体的な改善点

純正マフラーでは2速で走らざるを得なかった部分が、テックサーフのマフラーを装着することで3速で走れるようになりました。この変化により、無理にギアチェンジを行う必要がなくなり、ライディング全体がスムーズになりました。

レースでの効果

450ccのバイクは車重があるため、リアの挙動を落ち着かせることが重要です。車体の挙動が落ち着くことによって、ラインを選択しやすくなり、体力面でもアドバンテージが生まれます。

テックサーフマフラーのまとめとおすすめポイント

トルクフルで誰でも扱いやすいマフラー

テックサーフのマフラーを装着することで、2024 KX450の低速から中速域のトルクアップ、アクセルレスポンスの向上、操作性の向上を実感しました。実際にレースで使用して昨年度IA1でランキング7位になれたのもこのマフラーの性能に助けられたおかげです。

特に、コーナーの立ち上がりやジャンプ後の加速を重視するライダーや、軽量化による操作性向上を求める方には強くおすすめしたいパーツです。

性能を求めないライダーであれば、チタンマフラーの美しさを楽しんでもらいたいですね。本当に美しくカッコいいマフラーです。

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